フライトガイド「南東風編」


関東地方がゆるやかに高気圧におおわれ、風があまり強くない気象条件下では、天気予報では「北、日中南の風」と予報が出されます。このときCooでは、早朝、北よりの風が吹いていても午前9時~10時頃には南~南東の風に変わり、気温も上昇して安定したサーマルソアリングが楽しめる条件になります。

南東テイクオフ(SE T.O.)と東メイン・ランディング(E M.L.D.)を使用します。
穏やかに山の斜面を吹き上げる風は、乱流の少ない斜面上昇風を生み、ランディングや南斜面からは多くのサーマルが発生します。
標準飛行コース上を飛行すれば、初級者のグライダーでも余裕の高度でランディング上空へ到達できる風向きです。

南東テイクオフ(S T.O.)前、岩山、NASAテイクオフ前のサーマルで高度を稼いで、北側の足尾山や南側の猿公園の尾根(通称サル山)へ足をのばしてみましょう。1,000m以上の高度獲得できるサーマルコンディションならば南約5km先にそびえる筑波山へのアウト&リターンもひとっ飛び。でもランディングには高度に余裕を持って戻ってきてください。

東メイン・ランディングでの高度処理はランディング西側の杉林上空で行います。



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